プライム

Amazonで注文すると必ずプライム一ヵ月無料体験の項目が出る。

毎回それをかわし続けて早数年・・・22年末のこと、年内にどうしても手元に欲しくて注文を急いでいた時うっかり無料体験をタップしてしまった。

その一年前の春頃、プライムについて調べたところ三日と経たずに郵便受けにAmazonからDMが届いていた。私にはそれが逆効果で避けていたのに痛恨のミスだった。一度タップしたらもう無料体験は始まってしまい取り消せなかったので、思い切って各サービスを利用してみた。

そうして一月が経つ頃に今までいくらの得をしたのかというのがサイトで示された。いくらだったかもう忘れてしまったが一年分の入会費よりは多かったと思う。

それからはサービスを存分に利用している。特に使うのはプライムビデオだ。毎月かなりの本数の映画を見る。といっても途中で見るのを辞めてしまうのが大半だ。映画というのは10本見て1本あたりがあればいいものなんだなと学んだ。

それにしても年会費以上の利益を得ていることにとても満足している。

 

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近況

 

 短編アニメを作ろうとシナリオ2本ができた所でもう一つ面白そうなシナリオが出てきた。アニメのコンテを描きつつ頭の中で組み上げていて、これは10分前後で描けるサイズじゃないなということでもう書くまいと決めていた漫画で描いてみるかとネームを描いた。最初にもう漫画は嫌だと思ったはは何時だったか…本当に漫画とは決別したくて何度目かの決意と新しい道としての短編アニメだったのだが・・・結局、今もまだネームを修正中である。全体の流れをザックリと描いたネームは一週間ほどでサクッと描けたがそこから細部を詰めている。完成すれば100頁の大作になっていて今まで描いたことのないサイズだ。

でもこれはとても良いぞ!という手応えがあり短編アニメは後回しにすることにした。

 

何故何度も辞めると決めたことをやってしまうのか?私は何事もすぐに諦めてしまう性格なのになあ・・・辞める事すら諦めてしまうのだろうか・・・。

 

売れる漫画を描いてる人の発言で「キャラクターが勝手に動きだして物語を作ってくれる」というような発言を耳にすることがある。最初にそのような発言を聞いたのは十代の頃だった。そんな事あるものか!!とずっと思っていたが45歳にしてその感覚を手にした。

───ということでネームを描き、絵柄も今までとは違って描きやすいモノに換えている最中だ。

 

具体的に言うと「キャラクターが勝手に動きだして物語を作ってくれる」というのは話す人の誇張もある。やっぱり基本的な道筋は自分で考える。

ただこのキャラクターならこの場面でどうするか?とか、どんなリアクションをするか?という部分について考えずともその様子が絵として浮かぶという具合である。

親しい友人にこんな話をしたら喜ぶだろうなとか、その時の笑顔が浮かぶといった様な感覚が架空のキャラクターで起こるという話

人それぞれ感じ方もあるだろうが私の場合は其れでした。

きっといい漫画になるから描こう。そんな最近です。