創作にまつわる言葉の解説 <1>

新しいカテゴリー「創作界隈言語解説」を作ったのでそのエントリーを書きます。

 
第一回目は「スランプ」の解説

 

ジャンル問わず創作活動をする人たちが口にする専門用語の筆頭に「スランプ」があるけど、あれって実際なんなんだ?と、子供が言葉を覚えるように誰かが使っていた言葉をただ使いまわしているだけで、実際の所、皆さん曖昧に使っているな~と感じていて、機会があればBlogのネタとして書こうと考えていた。

 

ちなみに wikipedia にはこうある

  • 不調の同義語。
  • スランプ(スポーツ):スポーツに於いて、チームや選手が通常の成績よりパフォーマンスが低下した状態が続く期間のこと。

 

まあ、日常的な言葉でいうと「上手くいかない」って事なんだけど、どうもそれだけじゃない感がある・・・。その一番の要因は、スランプの解決には「脱する(脱出)」という言葉が使われている点にある。

 

普通、上手くいかなかったり失敗した等の対義語は「上手くいった」「成功した」であって誰も「脱出した」なんて言わないし聞かない。上手くいかないだけじゃない何かが潜んでいる気にさせられる、この「脱する(脱出)」こそが事態を困窮させている言葉のマジックの種なのだ。

 

じゃあ「スランプ」ってのは何か?といえば、それは単純に

「実力不足を痛感している状態」のことです。

 

上手くできていたことが出来なくなったというのも創作やスポーツにおいては

実力不足でしかないと思う。それは単純にその種目の実力という意味だけではなく、それを取り巻く環境の調整能力の不足だったりもするでしょう。そのことが分かってしまえば スランプなんていう言葉とはおさらばですよ。